makontyno’s diary

少し前の映画とか、最近の映画とかについて語るブログ

相次ぐ漫画の実写化に不安を覚えている人へ、海外でも結構やらかしている映画3選

2017年は「銀魂」「ジョジョの奇妙な冒険」「鋼の錬金術師」などの漫画原作の実写化が相次いでいる。
いくら映像技術が進歩したとはいえ、実写でやるには不安すぎる作品のチョイスに「大丈夫なの?」とファンでなくても不安になるだろう。

「これがハリウッドならキッチリやってくれるのに…」とか思うところだが…実は!海外の映画も日本の漫画原作で結構やらかしていた!

そこで、今回は「日本の漫画原作でやらかしてしまった海外映画」3選を紹介する事で「やっぱり日本の漫画は日本のクリエイターに任すのが一番」と思っていただければ幸いだ。

やらかした映画その1

北斗の拳1995年作品

世紀末救世主伝説をCG無しの肉体表現だけで再現…無理だった!
東映ビデオと東北新社の協力によってハリウッドで制作された、北斗の拳の実写映画。
原作では、シンを倒すまでを映像化している。
映像技術が進歩していない時代だからか、予算が無かったからか「北斗の拳」の世界を、鍛え抜かれた肉体と特殊メイクのみで表現。
その為、内部からの破壊を特徴とする「北斗神拳」の描写はほとんど無く、いたって普通のアクションシーンが繰り広げられる。
特にクライマックスは「北斗神拳南斗聖拳」を微塵も感じない仕上がりになっており、「やっぱり無理でした」感が凄い。

シンが拳銃を使うなど「結局銃社会」な仕上がりが日本人には理解できない!
実写の表現が無理だった「北斗の拳」だが、最も文化の違いを感じる場面が、シンがケンシロウの師匠を殺すシーン。
なんと、拳銃を使うのである!
結局というか、やはりというか、アメリカの感覚だと怖いのは「神拳使い」じゃなくて「銃社会」なんだよ!
199X年になってもそこは変わらないんだよ!
文化の違いしか感じない、やらかした実写映画でした。

やらかした映画その2

DRAGONBALL EVOLUTIONドラゴンボール・エボリューション)」2009年作品

作品公開の7年後に脚本家が謝罪したほどの「これじゃない」作品
ドラゴンボールがハリウッドで実写化される」このニュースが世界に広がり、「ドラゴンボール」という作品の凄さを知らしめた。
その後「サイヤ人編とフリーザ編の3部作構成になる」など、虚実入り乱れた情報が錯綜し、世界中の注目を集めた末、2009年に公開された「DRAGONBALL EVOLUTION」公開当初は大盛り上がりだったが、「原作と全く違う」「クソ作品だ」との酷評が相次ぎ、興行的にも大コケしてしまう。
そして7年後の2016年5月、脚本家が「金に目がくらんで書いた」「ファンに申し訳ない」とインタビューで謝罪するという事態まで起きる。

キャラクターの名前だけ「ドラゴンボール」な作品
ドラゴンボール」の脚本を担当したベン・ラムゼイは、ドラゴンボールのファンではなかったが、「支払われるギャラに目がくらんで引き受けてしまった」と説明、確かに映画も「ドラゴンボール」なのはキャラクターの名前だけで、特徴が一切反映されていない「オリジナルストーリー」となっていた。
プロデューサーとして名を連ねたチャウシンチーは「スタジオの意向で自分の作りたい形にできなかった」と不満をもらし、武道館で行われたワールドプレミアも欠席、この映画が誰にも思い入れが無く、世界的に愛されている「ドラゴンボール」の実写化としては、ありあえない作品になっている。

やらかした映画その3

シティーハンター1993年

ジャッキー・チェンが「シティーハンター」を実写化!しかしコメディ色が強すぎて…
ジャッキー・チェンが「冴羽獠に似てますね」と誰かに言われた事がキッカケで製作されたと言われる作品。
しかし、「シティーハンター」にしては、コメディ色が強すぎる作品になっており、突然「ガラガラヘビがやってくる」の広東語版が流れるなど、時折付いていけない展開になる事も…。

麗になったジャッキー・チェンが敵を倒す謎の展開!
前述した「ガラガラヘビがやってくる」など日本の文化を意識したギャグが多く、中でも印象的なのが日本生まれの格闘ゲームストリートファイターⅡ」のキャラクター、春麗のコスプレをしたジャッキー・チェンが敵を倒す場面。
敵の攻撃を受けたジャッキー・チェンが「ストリートファイターⅡ」のゲーム機に頭をぶつけた事で、ストⅡのキャラが憑依するという、めちゃくちゃに感じるが、香港映画では当たり前の展開が巻き起こる。
だが、これのどこが「シティーハンター」なのか?
途中ジャッキー・チェンが、冴子役の女優を振り回しながら敵を倒していくなど、アクション映画としてかっこいい場面もある為、非常に残念である。

以上、外国が作った日本漫画原作の「やらかした映画」3選。
やはり、「原作愛」が一番なんだと感じました。