映画ライターとして生計を立てる事を目標に、ブログや映画紹介記事を書かせてもらってますが、Twitterのフォロワー数が伸びない事に悲しい毎日を送っています。
現在、自己承認欲求の塊のような存在になった私ですが、そんな自分にピッタリの映画を発見し、今更ながら観賞してみました。
2020年公開の映画『#フォロー・ミー』の主人公コールは、ライブ配信で生計を立てているカリスマブロガーで、自分のチャンネルを10年続けているという、現在の私からすると憧れのような存在でした。
今回は映画『#フォロー・ミー』の内容をネタバレ込みでご紹介しながら、作中から学んだ、フォロワー数獲得の心得に触れていきたいと思います。
『#フォロー・ミー』あらすじ
幼少の頃からの撮影好きな性格から、現在は過激な動画を配信し、人気を集めるカリスマブロガーのコール。
彼は動画配信開始10周年を記念し、友人に誘われた「謎解きゲーム」に参加する為、ロシアに向かう。
だが、始まった「謎解きゲーム」は、命懸けのデスゲームで、コールと共に参加した友人や恋人は、拷問器具などに拘束され、次々に危険な状況に置かれていく。
危険なデスゲームの状況を、全世界に配信しながら脱出を試みるコールだったが、次第に思いもよらない状況へと陥っていく…。
フォロワー数獲得の心得①
主人公のコールから、「鉄の精神」を学ぶ
『#フォロー・ミー』は、カリスマブロガーのコールが、危険なデスゲームに巻き込まれるショッキングスリラーです。
主人公のコールは、幼少の頃から動画撮影が好きだった事から、現在はライブ配信で世界的に有名になった、ネット時代の成功者です。
一体、どこがそんな人気なのか?という部分ですが、とにかく配信が細かく、ロシアに到着して以降も、さまざまな場所から「この後、ゲームの模様を配信するぜ」的な告知を行います。
コールは、あまりにも配信に夢中になり、自分の恋人がロシアのマフィア的な男に絡まれても、一切気付きません。
また、ロシアの酒場で、ロシア人を馬鹿にしたようなジョークを配信で飛ばし、酒場にいたロシア人の客から、凄い目で睨まれてもお構いなしです。
フォロワー数を獲得するには、これぐらいの「鉄の精神」が必要なんですね。
フォロワー数獲得の心得②
闇世界のユーチューバーみたいな人から、独自性を学ぶ
映画『#フォロー・ミー』は、序盤はデスゲームのような展開が続きますが、中盤からロシアのマフィア的な集団が登場して以降、作風が大きく変わります。
ロシアのマフィア的な集団に捕まったコールと友人達は、廃工場のような場所に連行され、次々に殺されていきます。
殺人を行う集団のボスは言います「俺の視聴者は殺しを求めている」と。
つまり、この集団は闇のユーチューバーのような活動をしており、人が死ぬ瞬間を配信する事で、フォロワー数を伸ばしているんですね。
もちろん、この集団と同じ事をやろうとは思いませんが、フォロワー数獲得の為、独自の企画力は大事だと思いました。
フォロワー数獲得の心得③
ドッキリを仕掛けるなら命を懸ける必要がある事を学ぶ(ネタバレ)
デスゲームの後に、闇のユーチューバーに捕まり、次々に殺される仲間を目の当たりにしたコール。
ボロボロの状態で、なんとかコールだけ脱出しますが、そこに、このデスゲームを仕掛けた資産家のロシア人が登場します。
全ては、この資産家の企みであると感じたコールは、資産家をボコボコに殴り、撲殺します。
まぁ、ここまでの流れを見れば、コールにその権利があるように思えますが、実は全部がドッキリだった事が判明します。
死んだと思っていた友人達は、実は生きていて、コールの配信開始10周年を祝おうと隠れていたのですが、コールが資産家を殺してしまったのだけは事実。
取り返しのつかない事をしてしまったコールは唖然とし、そのまま映画は終了します。
フォロワー数獲得の為には、独創的な企画が必要ですが、ドッキリを仕掛けるなら命を懸けろという事ですね。
いやー勉強になった映画だった。